3Dモデルをいろいろ作ってみたい

3Dモデルをいろいろ作ろうとがんばっています。苦労した点、役に立ちそうな情報を発信していきます。

ロボット骨格の関節可動範囲を改良

前回のBlogで紹介したロボット骨格を改良を続けています。今回は肩と脚のつけ根の関節の自由度を1つ増やしました。

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肩と脚のつけ根にジョイントを追加

ロボット骨格の関節はPETG製のパーツとバーツ同士を繋げるボルト/ナット、緩衝材として用いるシリコンゴムのチューブから成り立っています。構成は以下の3種類。

①肘や膝の関節に用いる1軸のジョイント

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1自由度の関節

②腰の部分に用いる1軸のジョイント

 

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1自由度の関節(腰)

③肩や脚の根本に用いる2軸のジョイント

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2自由度の関節

③が今回骨格に追加した関節部品です。ボール型のジョイントをシリコンゴムの緩衝材で挟みボルト/ナットで締め付けています。ボール型ジョイントを使うことで2つの自由度を実現しています。以前に試したボールをスナップインではめ込む方法ではどうしてもポーズの保持力に不満が残るのでボルト/ナットを使うことにしました。

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前バージョンではできなかったポーズをとれる

左の仮面ライダー1号の変身ポーズでは肩の関節が大きく曲がるようになったので手を顔の前までもってくることができるようになっています。ちなみに前バージョンで同じポーズをとろうとしても下の写真のようになってしまいます。

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前バージョンではこれくらいが限界