立体地図
今日は地図の各ピースの裏側に都道府県名を示すラベルを貼るという地味だが必須(やっておかないと自分でもピースを組みたてるのにすごく時間がかかる)の作業を行いました。 地図ピースへのラベルの貼り付け シール用印刷用紙だけだとすぐはがれてしまうので…
立体地図のピースに磁石を埋め込んでみました。紙の上でピースを組み合わせているとすぐに動いてしまうので、磁石がくっつくホワイトボードの上などでやれば気楽に楽しめるのではないかと思ったのです。各ペースの3DモデルをZBrushで編集して裏面に円筒形の…
立体地図のモデル(OBJ形式)を制作で品質や作業効率の改善のために以下のようなPythonプログラムを作ってみました。いずれもOBJ形式データを生成するませに標高メッシュの情報を表すCSV形式のデータの前処理を行うプログラムです。 標高値の平滑化(ガウシアン…
Adventure 3を使って本州部分の1都2府31県を立体地図パズルのピースとして出力してみました。 本州部分の各都府県を立体ピースとして出力 はめ合わせてみるとこんな感じ。場所によってかため、ゆるめのばらつきはあるものの全部のピースをはめ合わせることが…
ついに3Dプリンターを買いました。 ゴールデンウィーク明けに配達され、1週間ほど使っていますがとても快調に動作しています。 購入したのはFlashforge社のAdventurer3という製品です。 ノズル原点位置のキャリブレーションが不要(簡単)であること ヒートベ…
カラー造形のためのテクスチャ画像を作成する考え方は前回述べたとおりなのですがもう少し実装よりというか、泥臭い作業上の注意点なども記録しておきたいと思います。 テクスチャ画像の生成スクリプトのソースコードを下記に置きました。 MapTexture.py こ…
先日投稿した標高で色分けした立体地図の作り方の説明です。業者に色付きで造形してもらうために渡すデータの形式はいくつかありますが、私はOBJ形式ファイル+テクスチャ画像を渡して依頼しました。ここでいうテクスチャ画像とは立体の表面にシーム(切れ目)…
標高メッシュの情報からOBJ形式の3Dデータを生成するPythonスクリプトを作成。
3Dプリンタで山梨県と静岡県のカラー立体地図を作成
UVマッピングに従って標高情報からテクスチャ画像を生成しました。
作成した地図モデルに標高で色分けしたテクスチャ画像を貼り付けてみました。 標高テクスチャの貼り付け ZBrushの機能でUV展開はできますが、画像を標高で塗り分けるのを手作業で行うのは難しいのでGimpのプラグインプログラムでテクスチャ画像を生成しまし…
都道府県ごとに立体地図をモデル化したのは各県をピースとしてジグソーパズルにするという目論見がありました。正確な行政区画のとおりに輪郭を作ってしまうと県境が細かく互いに入り組んでしまってピース同士をはめ合わせることが難しくなってしまいます。…
4.3Dモデル(STLファイル)の生成 前節(3.標高メッシュの作成)で得られた奈良県のメッシュのマスの数は58,000弱ありました。モデリングツールのユーザーインターフェースで1個ずつマス目ごとの高さを指定していくわけにはいかないのでデータから自動的にモデル…
3.標高メッシュの作成 Jaxaのデータは30m×30m単位で標高が記録されていますが、そのままでは3Dプリントするのには細かすぎるのでもう少し大きめのメッシュを生成しその領域内の標高の平均値を割り当てます。ベクター>調査ツール->ベクタグリッドコマンドでメ…
2.行政区画情報の準備 行政区画の情報は国土地理院がWebで提供している基盤地図情報(基本項目)をダウンロードして用います。 基盤地図情報ダウンロードサービス 対象となる地域を選んでダウンロードします。 行政区画マップのダウンロード ダウンロードした…
とあるきっかけでインターネット上のデータから日本や世界の立体地図(3Dモデル)を作れないか調べる機会がありました。なんとかものになりそうなものができたのでやりかたを記録しておきます。 といいつつ、実は(後でわかったのですが)日本の地図については国…