3Dモデルをいろいろ作ってみたい

3Dモデルをいろいろ作ろうとがんばっています。苦労した点、役に立ちそうな情報を発信していきます。

クインジェット

クインジェット試作3号機についての補足

パーツを結合させたときにすきまができてしまう問題について、3Dペンと半田ごてを使って補正を行ってみました。下の図で左端が接着しただけですきまがあいている状態、中央は3Dペンをこて代わりにして本体と同じフィラメントですきまを埋めた状態、右端は半…

Fusion 360でクインジェットのモデリング:試作3号機は自社生産で

これまで試作したクインジェットは3D出力をDMM.makeにお願いしていましたが、試作3号機ではついに設計から生産まで市田屋工務店での一貫制作が実現しました。下の写真のオレンジ色の機体がAdventure 3で出力したパーツを組み合わせて完成させたクインジェッ…

Fusion 360でクインジェットのモデリング:ディテイルの作り込み

遅々として進まないクインジェットのモデリングですが今回はディテイルの作り込みの一環として主翼と尾翼にスジ彫りを入れてみました(下図の青枠部分)。 スジ彫り完成図 スジ彫りのやりかたは下記書籍を参考にしています。 参考にしたFusion 360 Masters ま…

Fusion 360でクインジェットのモデリング:可動部分のモデリング

以前にZBrushでクインジェットのモデリングを行ったときは形をなぞるので精いっぱいでしたが、試作2号機では多少のギミック(仕掛け)を導入するつもりです。子供のころ飛行機のプラモデルを選ぶ基準は、着陸脚が引っ込むとか、コックピットの風防がスライドす…

Fusion 360でのクインジェットのモデリング:主翼編

主翼部分も胴体と同様に2次元の断面スケッチをつないで形状を作ります。根本の厚みがある部分と翼の部分を分けて作成しました。根本部分は胴体と同様に進行方向に沿って断面図を並べていきます。 主翼根本部分のスケッチ 主翼部分については直線的、硬質な感…

Fusion 360でのクインジェットのモデリング:胴体編

Fusion 360でのモデリングは2次元のスケッチを描いてからそれを押出したり回転させたりして3次元の形状を作っていくというやりかたが基本です。いろいろと試行錯誤を繰り返して下図のようなクインジェットの胴体を作ったのでそのやりかたを記録しておきます…

クインジェット2号機試作開始

先週ぐらいからクインジェット試作2号機のモデリングを始めました。 今度は、翼の先端が折れ曲がるとか後部のハッチが開くとかといったギミックをいれたいと思っています。そのため、モデリングツールもCAD/CAM向けのFusion 360を使用することにしました。寸…

クインジェットの組立

組立といっても瞬間接着剤(アロンアルファ)を使って 1.左右に分かれている胴体を接着 2.左右の尾翼部分をそれぞれ接着 3.左右の主翼をそれぞれ接着 するだけですが、ダボをはめ合わせるためにやすり(中目)で削って調整する作業が必要になります。特に、主翼…

クインジェットを3Dプリントで出力

CGのレンダリング用に作ったデータを元にして3Dプリント用のデータを作成しました。 作成したモデル このままでも出力はできるのですが、業者に委託したときの料金を安くするためいくつかのパーツに分割してコンパクトに配置しています。 パーツに分割したモ…

映画に出ていたクインジェットを3Dでモデリング

ZBrushでモデリングしたものをDAZ Studio に取り込んでIrayでレンダリングしました。元ネタとして参考にしたのはマーベル映画とそのスピンオフTVシリーズ「AGENTS OF S.H.I.E.L.D」に出てくるクインジェット(Quinjet)です。