3Dモデルをいろいろ作ってみたい

3Dモデルをいろいろ作ろうとがんばっています。苦労した点、役に立ちそうな情報を発信していきます。

新しいパソコンでDeep Dreamを試してみた

今回購入したパソコンの筐体はいわゆるフルタワー、このサイズのパソコンを買ったのは30年ぶりぐらいかな。中を開けるとこんな感じです。

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本体の側面カバーを開けたところ

電子部品としてはマザーボードとグラフィックボード(GEFORCE RTX 3090)だけである意味スカスカですが、熱対策が重要なんでしょうね。昔では考えられなかったようなでっかいファンがいくつもついています。

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グラフィックボードRTX3090

このスペックならいろんなDeep Learningニューラルネットワークを動かすことができそうです。そこで(3Dモデリングとは直接関係ないのですが)、Deep Dreamというおもしろそうなアプリケーションがあったので試してみました。雲の流れとは天井板の木目模様とかをじっと眺めていると、人の顔とか動物に見えてくることがありますよね。Deep Dreamはこういった錯覚(幻覚?)をニューラルネットでエミュレート(今回は下記のURLのコードを利用)することでいわゆる「悪夢」のような画像を作り出してくれます。

https://www.tensorflow.org/tutorials/generative/deepdrea

左端はオリジナル画像、中と右端が徐々にDeep Dreamの効果を強めて処理していった結果です。

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Deep Dream実行例

このDeep Dreamの実装ではInceptionV3という定義済のニューラルネットワークを使い、ImageNetという画像データベースを使って学習した状態で提供されています。画像の処理に要する時間は1枚当たり数秒程度でした(処理の瞬間のCUDAs使用率は100%近くに達しています)。